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2011年12月19日 (月)

テーブルマナー講習会最終日です

いよいよ、先週火曜日から始まったテーブルマナー講習会も今回で最後となりました

アンケートをとってみると、まだまだ勉強したい、もう一度行きたい、という声が聞かれ、うれしく思います

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まず、生徒のあいさつから始まります。練習はしていたものの、やはり本番となると緊張してしまいますねその中でしっかりあいさつできました

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本日は中学校三年生です一番始めにナフキンを膝にかけるのですが、きれいな花の形をしているので崩すがもったいなくて少し戸惑ってしまいましたね

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崩しても、きれいな形で膝にかけます。二つ折りでも、向きがあるようですね。講師の方が近くに寄ってきて親切に教えてくれました

本日のスープは「パンプキンスープ」ですCimg1836_2

「料理を持ってきてもらう」「お皿をおいてもらう」ということに対して、あまり意識したことがないので、配ってもらうだけでも緊張しますね

実は、毎日ご飯のたびにお母さんやお父さんにしてもらっていることなのですよ

この「テーブルマナー講習会」を日常と切り離したものとせず、意外と繋がっている身近な出来事に当てはめてみると、いつもの食卓が違ったものに見えるかもしれませんね

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きれいにならんだフォークとナイフがいつもと違った食事の雰囲気を作り出しているようです

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授業の時とはまた違った真剣な表情で食べていますね

スープは手前から奥に押すようにすくって、残り少なくなったときは手前を持ち上げて食べるそうです。

お皿の底が相手に見えないようにするためだそうです「食事」=「思いやり」だと実感しました

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パンはカゴから取りました。パンを取るときは素手で大丈夫だそうです。

二種類のパンがあり、同じ種類でも違う種類でもいいので、2個取るのが普通だそうです。

ただ、もっと食べれる、という人は2個以上でも大丈夫だそうなのですが、パンでお腹がいっぱいにならないようにするのが注意点です

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今日のバターは丸くて形がついていました四角くても食べやすかったですが、このようにすると見た目もきれいですよね

料理人さんの心配りが感じられます

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バターを一つずつお皿に取っていきます。パンを二つ取ったとしても、まずはバター一つから

この講習会は時間が短くて少し急いだ時もありましたが、本来フランス料理というのは「ゆっくりまったり」が基本です

おしゃべりしながら楽しい時間をすごすことも目的の一つなので、のんびりできるときはのんびりします

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スポンサーの先生も一緒にテーブルマナー講習会に参加して、食べました

先生と食べる時間もまた新鮮でしたね

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この日は副校長先生も来てくださいました

場をなごませくださって、始めは緊張していた同じテーブルの生徒の皆さんもだんだんと笑顔が増えてきましたCimg1878


ナイフとフォークの持ち方を学びましたお肉がくる前にイメージトレーニング中ですCimg1881
実食の前に、お肉にソースをかけなければいけませんね

丁寧に、「左から」かけることができています

右利き→左から

左利き→右から

というソースをかける方向も決まっているそうです

ぎこちないながらも一生懸命マナーにそってソースをかける姿はとても美しかったです

緊張はしていましたが、このような経験を積んでこそ素敵な女性への一歩だと感じました

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ソースをかける方向と同じように、右利きの人は左から、左利きの人は右から、一口大に切って食べます

ナイフだけでなく、フォークでしっかりお肉を押さえておくことも上手に食べるポイントでした

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少しお肉が固かったようですねさすが牛肉Cimg1888


ソースをかけた人から食べ始めました

サラダも同時に出るので、バランスよく食べていきます

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一度食べる手を止めるときは、ナイフとフォークを「ハの字」において、接客係の人に「まだ私は食べています」というサインを送ります。

フォークの向きに注意です上を向けておきましょう

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お肉が固かったとしても、肩を上げすぎず、手首を少し上げてナイフに人差し指を添えて力をうまく伝えます。

料理は味を楽しむだけでなく、周りの人との時間を楽しむものでもあります。見た目で周りの人に不快感を与えないよう、スマートに食べましょう

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食べ終わりました「終わりました、下げてください」のサインは、フォークとナイフを右側に添えておき、フォークをしたに、ナイフを上に置きます。

この時も向きには注意しましょう

最後に「牛乳のムース」のデザートです

「デザート」は「終わりの料理」という意味があり、デザートが出てくるときには、まだ食べ終わっていなかったとしてもすべて下げられてしまうそうです

なので、このときまでにはメインを終わらせておきましょう

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みんな美味しそうにたべていました

このようなデザートのとき、よく上にミントなど緑の葉っぱらしいものが乗っていると思います。

食べることができないものは乗せないらしいので、食べてもかまいません

ただ、食べたくない時は、お皿の端の方へのけておくといいらしいですよ無理に食べなくてかまわないそうです

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最後に紅茶を飲んで終わります

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お砂糖、ミルクはいくらいれても大丈夫だそうです

温度も熱すぎることもなく、ぬるすぎることもなく、ちょうどよかったですねプロの技を感じました

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最後に、テーブルマナー委員さんから、終わりのあいさつをして締めくくられました。

このテーブルマナー講習会を経験して、さまざまなことを学ぶことができたと思います。

目の前にいつもいる友達への思いやり、感謝、食事のときの心構え、生きるために毎日必ずある「食事」という行動を見つめ直すきっかけとなったのではないでしょうか

食事に限らず、日々毎日あることにその意味や心を込めることもできると思います。

1日1日に何か気持ちを込めることができたら、いいですね

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